使用開始から1年以上経った、塗装ブースとエアーブラシの手入れをしてみました。
まずは手入れ前の塗装ブースをご覧ください。

表面だけでもこれだけ汚れています。
ということは・・・

中のフィルターも相当汚れていました・・・。
こいつの原動力でもあるファンユニットの中も・・・

このように真っ白です・・・。
とりあえず、ブースごと外に持ち出して作業をしました。
事前に、ブースを掃除するときにはかなりの粉塵が舞うという情報を得ていたからです。
まずはフィルターを外します。
写真には撮らなかったのですが、相当な塗料カスが付着していました・・・。
歯ブラシで塗料カスを払い落としましたが、情報どおりにもの凄い量の粉塵が飛び交いました・・・。
2番目の画像のように、フィルターは波打つように装着されていて、特に風の流れに対して垂直にぶつかる箇所が酷く汚れていました。
それ以外の箇所はそんなに汚れてはいません。
一通り塗料カスを払い落としたら、水につけてもみ洗いし、乾燥させます。
ブース本体は、先に塗料カスを歯ブラシでできるだけ落としてから、濡れ雑巾でふき取ります。
ブース内の塗料カスは、すでに乾燥した塗料の霧が付着しているような状態なので、拭くだけで簡単にきれいになりました。
ブース外側は・・・当然ですが水拭き程度ではびくともしませんでしたが・・・。
ファンユニットも同様に、歯ブラシで塗料カスを払ってから濡れ雑巾でふき取ります。
シロッコファンは、取り外して羽根を一枚ずつ歯ブラシで掃除していきます。
最後に、
シロッコファンのみを水にくぐらせました。
間違っても、ファンユニットごと水にくぐらせてはいけません。故障の原因です。
余談ですが、壊れたテレビ(物理的破損は除く)を水で丸洗いして、完全乾燥させると復活することがあるらしいです・・・ブースを乾燥させている間に、エアーブラシの手入れを行います。
普段使用しているブラシですが、入門用の簡単なやつです。
こうやって、本体を左右に割って・・・

エアーブラシ洗浄用の強力なシンナーを使用して手入れを進めます。

金属系のパーツは、塗料皿にシンナーを注いで漬け込みます。

ネジの溝などに溜まった塗料は、使い古した筆で溶かします。
きれいになったら、パーツを元通りに組んで、終了です。

通常塗装用とクリヤー塗装用で2本持っていますが、どちらも分解清掃を施しました。
クリヤー専用と言えども、掃除は怠れません。
よく、エアーブラシを構成するパーツの中で、塗料の噴出し量を調節する「ニードル」というパーツは曲げるな、と聞きます。
確かに、ちょっとでも曲がっていると塗料の噴出し方に影響するものらしいので、これは重要な問題です。
ところが、このブラシの場合、そこまで考慮されているとは感じません。
と言うのも、ニードルを固定するネジをきつく締めていくと、
ニードルが曲がるのです・・・。
すでに数回同じことをやらかしていますorz
まぁ、入門用という位置づけだからなのかでしょうけど・・・。
実際にニードルの動きを見てみると、ノズルを正面から見て、トリガーを引くときはニードルはノズル左上に偏り、トリガーを戻すときはニードルは右下に偏るように動きます。
言い方を変えれば、このブラシで不満が出てきたらそろそろ本格的なのを買えと言うことでしょう。
ワタクシは、今のところそこまで不満には思っていませんので、引き続きこのブラシを使用しようと思います。
ただ・・・、金属色専用でもう一本高価なブラシを購入しようかと考えています。
話が長くなりましたが・・・、再び塗装ブースを手入れします。
今度は、水拭きでは落ちなかった塗料汚れを、薄め液を使用して落としていきます。
薄め液・・・と言っても、先ほどのエアーブラシ用の強力なシンナーを使用しますが・・・。
ブースにスポイトで直接垂らして、ティッシュで拭いていきます。

それにしてもかなりの厚さです・・・

これ↓は何かと言うと・・・

塗料カスでした・・・。
溶けずにこのように集まっていきました・・・。
きれいになりましたので、フィルターを元通りに装着します。

元通りに組みなおして、手入れ完了です。

かなりきれいになりました。
しかし・・・

エアーブラシ用シンナーは強烈な匂いを残しましたので、現在も小型扇風機を使用して強制的に換気を行っています。
何もせずに就寝すると、翌朝ラリッてしまいそうなくらい強烈です・・・。
もちろん作業中は窓を開けてはいましたが、風が通らず臭いが充満してしまっていたのです。
●次回予告


次回はこいつ↑を作ってみます。
資料集めないと・・・
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ジャンル:趣味・実用 - テーマ:鉄道模型
- 2009/01/03(土) 23:41:24|
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