赤帯模型車輌製造

    11年目突入

    行先不安な型取り

    いよいよ最大の難関に踏み込んでしまいました・・・
    床下パーツの複製物を得るには、当然元となる「型」が必要です。
    それを作るのもまた「第一のヤマ」なのです・・・。

    とりあえず、適当な板の上に粘土を展ばします。
    粘土に触るのは約1年2ヶ月ぶり・・・
    これに、床下パーツを埋め込みます。
    埋め込む深さはパーツによって異なりますが、少なくとも型から外すときに、複製物が型に封じ込まれないようなところを狙います。
    パーツの周りは、「型取りブロック」で囲みます。

    粘土に、「何から取り出したかは覚えていないが、ワックスのようなもの」を塗ります。
    間違いなく家庭用ワックスなのですが、床用だったか、家具用だったか・・・。
    シリコーンに硬化剤を混ぜ合わせ、枠の中に少量を投入します。
    んで、エアブラシの空気を吹き付けて、シリコーンが原型に密着するように吹きのばします。
    空気のみ吹きつけ
    気泡が抜けたと思ったら、さらにシリコーンを流し込みます。

    こんな感じで、まずは3つ分を作ってみます。
    時間と作業量が釣り合わない・・・
    その中の一つ(左下)ですが、シリコーンの表面がデコボコした状態です。
    これは、硬化剤を入れすぎたことによるもので、枠に「流し込む」というより「盛り付ける」感じでした。
    ええ、もちろん計量なんてしていませんからそうなるのです。
    だいいち、ゴムに対して硬化剤は重量比で4%だなんて、たった数重gのゴムに対してそれを求めるのは酷、というか、仮に調理用の計量器を使ったとして、僅か数gの硬化剤を量りきれるのか・・・?ってのが正直なところです。
    例えば、ゴムが30gだとしたら、硬化剤は1.2g入れるわけですが、1.2gなんてスポイトから2~4滴程度じゃね?な感覚です。

    そのときは、何かの拍子でスポイトから「どびゅっ」っと硬化剤を投入しすぎただけなのです。

    表面を拡大してみると・・・
    当然成功した予感もしない・・・
    1時間ちょっとでほぼ完全に固まっています。通常の8倍の早さです。
    枠ごと掴んで持ち上げると、粘土のみが板の上に残るはず・・・
    要らんモノまで着いてきた・・・
    でしたが、「ワックス」で表面が溶けた粘土が、シリコーンゴムにへばりついてしまいました・・・。

    それを洗い流すべく、型から原型も取り出したところで、見つけてしまった。
    気づかないフリ・・・もできず
    案の定、ゲル化したシリコーンは原型に密着できなかったようです。


    というわけで、やり直し。
    展ばした粘土に、原型を埋めて・・・
    浅すぎず、埋めすぎず・・・
    今度は、硬化剤を入れすぎないよう留意して・・・
    使っているのは塗料皿
    原型にうっすらかぶる程度に流し込み・・・
    今度は大丈夫か・・・?
    残りのシリコーンを流し込みます。


    さて、ゴムが硬化する間に、改めて車体について加工ポイントが無いかを調べてみました。
    ・・・2ヶ所も出てきました。
    一つ目は、無線アンテナの取り付け位置と数、それに伴うパイピングです。
    まぁ、これは最悪アンテナのみの表現で済ませようと考えています。
    二つ目は、ランボードの有無です。
    これは再現しなくては・・・
    実際には、2・4・5号車以外は、ランボードが無いことが分かりました。
    これは単純に、不要なランボードを削り落とすだけなので、分かりやすいようにマジックで塗っておきます。
    これなら間違えないはず
    こうすることで、間違いを防ぐとともに、実際に加工するときも、削りすぎを防止できるはずです。


    再びシリコーンゴムに話を戻します。
    別の型が硬化していたので、型から粘土、枠を外し、一旦原型も外してしまいます。
    ゴムに着いている粘土を洗い落とし、型を観察します。
    やはり気泡が見つかりました(´・ω・`)
    たまたま、塗料皿には硬化中のシリコーンが残っていましたので、それを使って修正(=悪足掻き)を試みます。
    成功するかどうかは別として、とりあえずやってみただけです。
    悪足掻きの後
    気泡の一つや二つで、最初からやり直すのもめんどくさいだけですし・・・。

    その後、原型を型に戻し、再び枠を組んで、反対側の型を取る準備に入ります。
    これから流し込むシリコーンとの境界面に、冒頭ででてきた「正体不明のワックス」を塗り、同じ要領でシリコーンを流し込みました。

    あとは、ゴムが硬化するのを待つばかりです。
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    ジャンル:趣味・実用 - テーマ:鉄道模型

    1. 2008/08/13(水) 00:46:11|
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