前回から間は空いてますけど、少しずつ進んではいます。
ただ、一両あたりにかかる時間が大きいので、先に進みにくい状態なのです。
ただひたすらビードを削り落とす作業ですが、ある程度方法が固まってきたのでその手順を。
まずは車体を用意します。

ナイフの刃を寝かせてビードをそぎ落とします。

理想はビードだけきれいに・・・なんですが、そう上手くいかないのが現実。
さらにナイフの刃を立てて削いでいきます。

印刷の青帯がかすれる程度で止めておきました。
今回、一番厄介なのがここ。

靴ズリ部分。
幾つか方法を試した結果、次のやり方で進めることにしました。
まずは靴ズリの下に沿って切り込みを入れます。

次いで、車体下側からも切り込みを入れて、ドア枠の下辺だけを切り落としてしまいます。

慎重に進めないと靴ズリが消滅します。
こんな感じになれば良し。

一旦全部削って靴ズリだけを復元できないかも考えましたが、アイディアが浮かばずこの方法となりました。
残りのドア枠もそぎ落とします。

このとき戸袋窓を埋めた部分もある程度削いでおきました。
窓周りの枠は残しておきます。
ざっくりとナイフだけで荒削りをしてこんな感じに。

部分的に必要以上に抉ってしまうのは仕様であり想定の範囲内なんで(・ω・)
後で埋めればそれでよし。
ここまで約20分。
続いて粗めのペーパーで表面を均します。

目の粗さは180番です。
ただの横着です。
戸袋窓を埋めた部分ですが、大きく段差が付いているところもあるのですが・・・

そこは棒ヤスリで削って面を合わせました。

#180という粗いペーパーでガリガリと削っていき、ビード等の突起物を無くしていった状態がこちら。

ここまででさらに60分。
この状態からヤスリ筋を消すために、#360のペーパーで磨きます。

表面を均すのが目的なので、時間はあまり掛けず約10分。
これでビード消しの主要な作業が終わりました。

それでもまだヤスリ筋が残っていますが、これ以降はサフを軽く吹いて、他の部分の傷や凹みを直してから進めていく予定です。
妻面も忘れずに作業します。

側面と同じく、ナイフでビードをそぎ落とし、#180のペーパーで荒削りの上#360で磨きます。
妻面の作業に要した時間は30分。

配管があるときもビードだけを落とすのですが、作業時間は大して変わらなかったですね。
片側の側面と妻面のビードを消すのに要した時間は約2時間。

1両作業するには4時間かかる計算ですよね?
それを10両分行うわけですから40時間、休み無く作業しても1日半以上掛かるんです。
今現在で7両分の作業が完了しています。
一回の作業限界は1両半なので、最短であと2回分の作業日が必要ですね。
10月上旬には車体のビード削りは終わりそうです。
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ジャンル:趣味・実用 - テーマ:鉄道模型
- 2013/09/25(水) 21:26:32|
- GM・西武6000系アルミ車(あの花ラッピング仕様)
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